SyncroFIT®

SyncroFIT™ 2009が航空機ファスナー管理のミスや時間を大幅に削減

SyncroFIT™ 2009は、最新版の航空機ファスナー管理ソフトウェアです。主要な3DCADシステムとシームレスに統合され、膨大な機体アセンブリの部品間のジョイントや接合部の設計や管理を支援し、機体開発における効率や精度の向上を推進します。また、大規模な機体の設計に必要なファスナーや穴位置の特定、部品の迅速な装着、設計ルールの順守の検証などを支援します。SyncroFITを利用すると、航空機のファスナーの効果的な管理やミスを劇的に低減するための時間を大幅に削減することができます。また、SyncroFITは、VISTAGYの航空機構造の開発を支援する総合ソリューションAeroSuite™の一部としても利用されています。AeroSuiteは、航空機製造の製品開発プロセスをより効率的に管理し、低コストかつ短期間で最適化された部品やアセンブリの出荷を可能にするソリューションです。

ジョイントや接合部の設計では、機体アセンブリ設計プロセスにおいて、コストのかかるボトルネックが生じます。標準のCADシステムでは、専門的な機能が不足しているため、それらの問題に対処できません。SyncroFITは、主要な3DCADシステムとシームレスに統合し、設計プロセスの正確さや効率を高め、潜在的な問題を早期に発見することにより、要求される出荷スケジュールを守ることができます。例えばこれまでは、航空機の約200万本のファスナーの管理は、困難な設計変更や正確とはいえないファスナー定義から引き起こされる問題への対応を、昔のままのマニュアルプロセスで行っていました。
設計変更の約40%が設計の初期段階で作成したデータのミスによるものです。1回の設計変更依頼に対して、最大2万ドルの費用がかかると言われています。SyncroFITを利用することでこれらのミスを半分に減らすことができれば、数百万ドルもの削減につながります。

最適な表示機能

SyncroFIT™ 2009は、業務に必要な形式で航空機の機体アセンブリを表示することができます。本図では、3つの表示形式を説明しています。アセンブリ設計やファスナーレイアウトのフェーズでは、ファスナーの場所と方向(図中points & Vectors部分)を簡易的に表示することで十分対応できます。また、製造性を評価するためには、穴形状を表示(図中Modeled Holes部分)することも必要とされます。そして、衝突や干渉を検知するような、より広範な表示が必要であれば、SyncroFIT 2009ではファスナーをロードし、すべての部品(Modeled Hardware)をナット、ワッシャー、プレートなどと一緒に表示することができます。SyncroFIT 2009では、製品開発プロセスにおける必要な情報を得るために、状況に応じた機体アセンブリを表示できる効果的な機能を提供します。アセンブリ設計やファスナーレイアウトの段階では、ファスナーの位置や方向を簡易的に表示することで重要な情報を迅速に伝達することができます。それ以外にも、円筒状のファスナー表示またはツールなどのようなソリッドデータのクリアランスが、アセンブリで生じる干渉部分を表示し、製造性を評価することが必要です。衝突/干渉の検出、メンテナンス、インストール検証の業務に携わっていたり、サプライヤーとしてOEMへ部品を供給したりしている場合、ファスナーをモデルに、ナット、ワッシャー、ナットプレートなどをロードすることも必要になります。これらを行うためには、固定する部品のソリッドモデルが装着されたアセンブリを表示したり、設計仕様に合うように様々なファスナーや関連する部品を選択したり、消去したりする必要があります。SyncroFIT 2009の新機能として、状況によってさまざまな表示形態が可能な機能を装備しました。

ファスナーの設計時間を短縮

SyncroFITは、マニュアル操作で数日かかっていたものが、ボタンひとつで部品カタログからファスナーや機器を3Dモデルにロードすることができます。この機能を利用することで、お客様はファスナーを定義するための時間を80パーセントも短縮することができました。

設計ルールの容易な検証

SyncroFITは、独自の表示機能に加えて、設計検証に必要なピッチ、皿穴の深さ、傾斜や直径に対する長さの比など、大量のファスナーに関連する情報を管理することができます。開発プロセスを通して、条件を満たしているかどうかを確認することで、設計ルールの検証もできます。そのため、予測されるミスを設計のリリース前に処理することが可能です。また、デザインレビュープロセスを迅速に処理するために設計・解析間のやり取りを強化することができます。

SyncroFIT 2009は、アセンブリプロセスを簡略化したり、サプライチェーン間の明解なやり取りをするために、部品の出荷状況を正確に定義することができます。そのため、サプライヤーへ変更部分を伝達するプロセスを単純化したり、適切な製品を製造することができます。また、それらに費やす貴重な時間を削減することも可能です。

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